東京五輪空手スペイン代表サンドラ・サンチェス選手

2021-07-01

「五輪注目選手」

いよいよ今月23日から開催が予定されている東京オリンピックですが、無事開催にこぎつけることができるのでしょうか?

一国民としては、やはり不安の方が大きいようにも感じます。

各個人さまざまな意見があると思いますが、何より「平和の祭典」として開催されるオリンピックですから、開催するからには、これまでのオリンピックの歴史に恥じないものであってほしいものです。

そこで、今回は先日五輪内定が決定した空手「形」のスペイン代表サンドラ・サンチェス選手に注目してみたい思います!

日本ではまだご存じない方も多いと思いますが、この方、空手界では知らない方はいないほどのトップ選手。

スペインの空手「形」の女性選手として、5年連続世界ランキング1位を記録し、2018年には世界大会で優勝。また欧州チャンピオンを5年連続(’15~’19)獲得しており、世界大会のメダル獲得数でギネス記録にも登録されています。

まさに金メダル候補の一人です。

もちろんメダルの数や経歴もさることながら、それ以上に彼女の年齢にも驚きました。

というのも、以前世界大会に出場する選手選考の際に、年齢により選考漏れとなった悔しい経験がありました。

年を公表するのは失礼ながら、私と同じ40歳。

その年にして初のオリンピック。

年齢というハンデをおいながらも、日々の努力と実力でまさに勝ち取った念願のオリンピック切符だったのでしょう。

実はこれまでオリンピック競技に空手はありませんでした。
しかし、日本開催ということもあり、今回初めて競技として認められ、遂に彼女にとっての晴れ舞台が用意されました。

「空手の起源」

この空手ですが、14世紀に沖縄(当時琉球王国)で誕生した武術とされます。

当時の沖縄では禁武政策により、住民が武器を持つことが禁止されていたことから、沖縄土着の武術と、交流のあった中国(唐)の武術の融合により体系づけられたとされています。

その為、当時は「唐手」(トウディー)と呼ばれていましたが、後に日本語読みの「からて」となり、色即是空・空即是色の精神になぞらえ「空」という字を使うことが提唱され、現在の「空手」という名称になりました。

「サンドラ・サンチェス(Sandra Sánchez)」

4歳の時、兄の空手教室についていったことをきっかけに彼女の空手人生はスタートしました。

大学卒業後は母の世話をするため競技から離れるも、移住先のオーストラリアでは空手の指導に携わり、スペイン帰国後は協会やコーチの勧めで空手選手へと復帰しました。

その後は、多くのタイトルとメダルを獲得し、2018年には、生まれ故郷であるタラベラ(トレド県)から「タラベラの娘」と表彰され、現在は、空手や女子スポーツ振興のための活動にも精力的に参加しています。

負けず嫌いの彼女のモットーは「挑戦することにあきらめず、不可能なことでも実現させる」ということで、まさに彼女が歩んできた人生は挑戦の連続だったようです。

そんな一徹そうな彼女ですが、実は大の日本好きなようで、カワイイ一面があります!

大事な試合の際には、お守りとして、大好きな漫画「ドラゴンボール」のドラゴンボールを一緒に持っていくようです。
是非日本での試合にも持ってきてもらいたいですね!

きっと日本のテレビでそんな場面が取り上げられたら、彼女の人気はさらに高くなりそう。

今時期のオリンピック開催には複雑な思いがありますが、しかし、いざ始まればやはり選手を全力で応援したいですし、いい試合をみせてもらいたいですね。

そして、もう一人のスペインの空手代表選手ダミアン・キンテーロ選手にも是非ご注目下さい!

彼も空手「形」の世界ランキング1位の選手として金メダルが期待されています。

一地域で生まれたスポーツがこうして世界各国に広まり、同じ舞台で切磋琢磨できるということが、やはりスポーツの醍醐味ですね!

スポーツを通して文化交流を深めるオリンピックの原点が揺らぐことなく、開催されることを切に望みます!

ということで、今回は、サンドラ選手の生まれ故郷のラ・マンチャ州より梅雨時期でも楽しく美味しく飲める「ルダ・インフシオン」。

日本の梅雨とは真逆の乾燥地帯だけに、雨乞いの願いも込められている傘のエチケット。

そんなワインと共に彼女たちの試合を応援してみてはいかがでしょうか⁉

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