マラ・ビーダハウス

2020-08-25

バレンシアから南西に車で約1時間ほど離れたフォンテ・デラ・フィゲラという町にあるボデーガス・アラーエス。

彼らはそこで暮らし、畑を管理し、ワインを醸造しています。

以前彼らの収穫を手伝う目的で訪れた際に、住まわせてもらった部屋がなんともスタイリッシュでした。

彼らはワインだけでなく生活空間にもこだわり、あらゆるところに彼らの人生を楽しむ哲学がちりばめられているように思いました。

通称「マラ・ビーダハウス」。

今回はそんな素敵なお部屋をご紹介します。

メインのダイニングルームは20人ほど集まっても余裕のある広々とした空間で、この部屋では、海外からの視察に来た団体やお客様をおもてなしする際に使用されています。

コルクで作られたバーカウンターや一枚板のダイニングテーブル、巻きつるされた電球なんてまるでバルのよう。ソファーはワインを輸送する際に使用されるパレットが重ねられていて、いかにもワイナリーらしい発想ですね。

冷蔵庫もおしゃれに装飾。アラーエスお馴染みのデザイナー、エドゥアルド・ベルメホによるビビール・シン・ドルミール!

一筆書きで描かれていて、この顔はワイナリーのスタッフの顔をイメージして描いたそうですよ。

そして、夜も更ければカラオケルームに早変わり。

スペイン人もみんなカラオケ大好きみたいです(^^♪

この日はちょうど、スウェーデン?からの見学者が来ていて、ワイナリーのスタッフ交えていつの間にかカラオケパーティーになってました。

これは休日のことでもなく、普段の日常の一環みたいです。

ダイニングルームから続くテラスには、レンガで作られた窯があり、特別な時はこの窯でパエリヤをふるまってくれるそうです。

バレンシアはパエリヤ発祥の地として有名ですが、コンロではなく薪を使って炊く伝統的な作り方もあります。

炭や煙の香りをほんのりまとわせることで、さらに食欲もそそられますね。

そしてこちらがリビングルーム。前衛的なものが好きなオーナーのトニーですが、クラシカルなものをインテリアとして上手に調和させています。

このあたりはさすがに伝統と革新にこだわるトニーらしさが出ているのかなと。

とにかく楽しいことが大好きなスペイン人。

立派なビリヤード台まで。

確かに都会と違ってこの町には娯楽施設がほとんどありません。だからこそ部屋で過ごす時間を楽しめるようにというトニー流のおもてなしなんでしょうね。

マラ・ビーダハウスいかがでしたでしょうか?

おそらくスペイン人のお宅としては特殊な部屋かもしれませんが、楽しむことを忘れないスペイン気質が詰まったお部屋であることは間違いないですね!

夜も更け今日も大いに飲んで、楽しんだトニー(左)。

いつもわくわくさせてくれるようなワインを提供してくれる彼の原点がここにありました。

ということで、今回は冷蔵庫にも描かれていた「ビビール・シン・ドルミール」。

「寝ずに生きる」と訳すことのできるワインですが、まさにここでの生活そのもの。

美味しいお酒があるとついつい時間が過ぎるのを忘れてしまいますよね^_^;

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