バレンシアから熟成したモナストレルの味わい深い赤!
「ウルスラ -Úrsula-」がつくられるモナストレルは晩熟のブドウ品種で、温かい春の気温の中で育ちます。
コステラ・アルタの位置する地中海気候のような温かい環境は、まさにブドウに最適な環境です。
皮が厚くジューシーで糖度があり、この品種は元々、バレンシアの近くサングト、古くはムルビエドロと呼ばれた町が原産の品種です。
フランス語ではこの品種をムールヴェードルと呼びますが、この呼び方はムルビエドロの町の名前が由来になっています。
収穫は全てを手摘みで行い、一番ブドウが新鮮な時間帯に、健康で熟したもののみを厳選。その為、高品質で素晴らしいワインを生み出します。
4ヶ月間新樽のフレンチオーク樽で熟成され美しいルビー色に。
マセラシオン(果実を粉砕せず漬け込むこと)により、華やかなアロマとモナストレル種の味わいを引き出しています。
熟成を実感させてくれる甘いトーストの香りと赤いベリーやチェリーの中にスパイスのアロマを感じさせてくれます。
口当たりは柔らかくフルーティでミネラルを感じさせ、熟成したタンニンと果実味が合わさり心地よく奥行きのある余韻を楽しませてくれるワインです。
2012年ヴィンテージの為、落ち着いた丸みのある味わいが楽しめます。
コステラ・アルタは2種類のワインだけをつくっているワイナリーで、ワイナリーと畑は、ワイナリーの名前の由来でもある「La Costera(ラ・コステラ)」の一番高い山に位置し、理想的な気候に恵まれています。
ブドウ畑の標高は512メートル。冬は寒いけれども、春に霜は降りません。
また夏の日中は山からの西風により乾燥して暑く、夜は海からの東風により、冷涼で適度な湿気がある気候です。
砂壌土で厳密に水の管理をしてブドウの栽培をしています。
ブドウの収穫量は1ヘクタールあたり6,000-8,000kg。より高品質なブドウを栽培するために、彼らが開発したとても精密な栽培方法を採用しています。
「ウルスラ -Úrsula-」は美しい女性の名前(聖ウルスラ、英国の伝説上の女王の名前)に由来しています。
伝統であるスペインの闘牛をかわいらしくデザインし、牛の角で「ウルスラ」の”U”の文字を表現しています。
「スペインは最高の野菜、魚や肉を好んで消費する国の一つです。
間違いなくスペイン人も日本人も美味しいワインが大好きでしょう!」と、ワイナリーのオーナーの人柄の伺えるコメントも朗らかなデザインによく似合っています。